資格取得=一生安泰ではない

それでは昨日に続いて、「食べていけるスキル」「世の中に求められる資格取得者」に関して少し触れていきたいと思います。

資格系の最高位にあると言えば弁護士などが真っ先に思い浮かぶと思います。
しかし、ココ最近の法改正で弁護士の数は大幅に増え、欧米諸国ほどの裁判数ではない、この日本では食えない弁護士も数多くいるとの事です。

また弁護士の資格を取ったからといって、そこからすぐに仕事があるわけでもお金持ちになるわけでもありません。
いわゆる「いそ弁(いそうろう弁護士)」と言って、どこかの法律事務所に属して実務を積んで、下積みを行う期間が存在しています。

つまりは、資格を取る事が大事なのではなくて、その取った資格をどう生かして行くか?
資格取得後の生活を想像できていないと厳しいという事です。

最近の事で、ある大手会社に30年勤めた方が、社会保険労務士の資格を取って、すぐに会社を辞めたはいいものの、顧客が全く付かずに結局、会社に戻らせてもらうように頭を下げたという事があったそうです。

結局は資格で食えるわけではなく、お金を払ってくれるお客さんがどれだけいるか?という事になってきますにで、資格取得がゴールではなく、
スキルだけではない、あくまでも求められる人間性も必要になってくるでしょう。

また次回は具体的に他の資格なども紹介していきたいと思いますので、お楽しみに。

2015年1月8日 投稿
保険カテゴリ:資格、スキルとは

カテゴリ: