保育における悲しい事件

こんにちは。

こちらでは度々、保育士の待遇の改善や保育所の増設をとりあげてきましたが、とても残念なニュースがありました。

<2歳児死亡>遺棄容疑で26歳シッター逮捕

まあ、この容疑者は正式な保育士でもなさそうですし、今から色々な事がわかっていくかと思うのですが、この2歳と8ヶ月の子供を預けたきっかけになったので、ベビーシッターサイトのようです。

そのようなものが存在するとは政府も知らなかったみたいで、こちらも今から規制がかかったりとあるかもしれません。

またこの母親に対してもメールアドレスと名字しか知らない人に子供を渡してしまう危機意識のなさも批判されています。
やはりその批判は当然であるとは言えます。

ただ、それでは例えばシングルマザーが何かあった時に、預けやすい環境があるかと言えばそうでもありません。
この母親を非難する事は簡単かもしれませんが、ひょっとしたら保育所に入れずに、ネットで探し当てて、泣く泣く頼んだのかもしれません。

これから詳細が明らかにされていくのでしょうけど、やはり先進国と言われるこの日本でここまで子供を安心して預けられる施設が充実していないというのは大きな問題でしょうし、この事件をきっかけに国もようやく保育所などにも本腰を入れざるを得なくなるような気がします。

すべての子供が親がいない中でも、安心して過ごせるような国になって欲しいですね。

そういう意味でも今後、介護、保育など人の世話をする職業には優秀な人材が就ける待遇を用意しなくてはいけません。

まだ将来を考えている方は直接的に人の役に立つ仕事はとても素晴らしい事である事を理解して下さい。

2016年3月18日 投稿
保険カテゴリ:保育士、保育コンシェルジュ

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